Lonza、7,800万ユーロの投資でカプセル製造能力を強化

2020 年 10 月 27 日 - 最終更新日 2020 年 10 月 27 日 15:33 GMT

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この発表はロンザの8拠点に影響を及ぼし、カプセル製造能力を年間300億カプセル拡大するもので、CHIの生産能力を100億カプセル増加させた2019年の投資に続くものとなる。

「消費者と患者が同様に自分の健康に対してより積極的な関心を持っているため、すべての市場で当社の製品に対する強い需要が続いています」と、ロンザのカプセル＆健康成分社長のクロード・ダルティグロング氏は説明します。

「したがって、私たちは、短期的な供給ニーズに対処するだけでなく、長期的な供給可能性にも対応するために、ネットワークの製造能力を拡大するためにこの取り組みを行うことが重要であると感じました。」

この投資は、ベルギーのボルネムとフランスのコルマールにある欧州事業を含むロンザの製造拠点全体で、2020年と2021年の2会計年度にわたって行われる予定です。

さらに遠方では、グリーンウッド (米国)、ハリアナ州 (インディアナ州)、ジャカルタ (アイダホ州)、プエブラ (メキシコ州)、相模原市 (日本)、および蘇州 (中国) の拠点も恩恵を受ける予定です。

ロンザ氏は、追加の製造能力は、CHIのゼラチン、ベジタリアン、特殊ポリマーのポートフォリオ全体の高成長に対応するだけでなく、Licapsブランドで販売される液体充填ハードカプセルにも対応できると付け加えた。

Licaps ツーピース カプセルは、液体、半固体、ペースト、およびマルチ粒子用途向けに、ゼラチンと HPMC (ヒプロメロース) の両方で提供される剤形です。

この拡大は、より健康的なライフスタイルを採用する消費者と予防治療を求める患者によって促進された、栄養補助食品および医薬品市場におけるカプセルの需要の増加を利用します。

ロンザの2019年年次報告書によると、5,460億ユーロの栄養産業は成長を続けており、関節の健康、スポーツ栄養、消化器の健康などの分野は7〜9％で成長すると予測されています（CAGR 2019〜2024）。

しかし、栄養カプセル市場は、カプセル市場全体の緩やかなGDP+成長に合わせて成長すると予想されています。

「より多くの消費者が、自分の健康を守り、幸福を改善し、より長く健康的な生活を送ることを積極的に求めています。」 レポートはユーロモニターの調査から引用しています。

「今日の多忙なライフスタイルにより、消費者はサプリメントや機能性食品を通じて栄養素を摂取する便利な方法を求めています。」

ロンザの報告書は続けて、消費者は購入する製品の透明性の向上を求めており、製品がどのように作られ、どこから来たのかを理解することに大きな関心を持っていると述べています。

クリーンラベル、天然、非遺伝子組み換え生物（GMO）、植物ベースの認証情報、および原材料の調達と加工に関する情報を提供する信頼できる製品は、特に興味深いものです。

さらに、健康寿命を促進および延長するためのサプリメント、機能性食品、栄養補助食品の種類が増加し、食品と医薬品市場の融合が続いています。

ロンザ氏は、この拡張により、脂質多粒子（LMP）技術やいくつかの新しい徐放性機能性カプセルソリューションなどの新しい投与技術の生産がサポートされると付け加えた。

この技術は、室温で固体である 1 つ以上の脂質賦形剤を含む、通常直径 50 ～ 1,200 マイクロメートル (μm) の丸く滑らかなマトリックス多粒子で構成されています。

Lonza が所有する Capsugel が製造する LMP テクノロジーは、植物、ビタミン、アミノ酸などの活性栄養成分を測定された微量量で含むように配合されています。

LMP の制御された粒子サイズと組み合わせて、定量された用量の活性物質を正確に送達する能力は、腸内分布の改善につながります。

「剤形技術は過去 10 年間で急速に進化しました」と、Lonza のカプセルおよび健康成分研究開発責任者、Stef Vanquickenborne 氏は述べています。

「業界のリーダーとして、当社はイノベーションに取り組み、お客様が次世代の医薬品や栄養補助食品を正常に提供できるよう支援していきます。」

栄養成分の面では、ロンザの UC-II 非変性 II 型コラーゲン (関節の健康) は主にアーカンソー州フォートスミス (米国) で製造され、サウスカロライナ州グリーンウッド (米国) によって補充されます。

この組織は人間の栄養補給のためにカルニピュア L-カルニチンを南沙 (CN) で生産しており、免疫の健康をサポートするために地元のカラマツの木から独自に供給されるアラビノガラクタンであるレジストエイドはミネソタ州コハセット (米国) で生産されています。

ロンザ氏は最近、マーク・ファンク氏が2019年11月に組織を去った後、6月にロシュのピエール・アラン・ルフィウーサ氏を新CEOに任命した。

ロンザは現在、米バイオテクノロジー企業モデルナとmRNAベースの新型コロナウイルス感染症ワクチンの開発に協力しており、この協定では規制当局の承認を条件として年間10億回分の生産を目指している。

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